*

口腔外科
MEDICAL

口腔外科とは?

口腔外科とは、むし歯や歯周病とは異なる疾患を、外科的方法で行う歯科治療です。
ふるた歯科医院で行う口腔外科治療の主な例としては、
親知らず、顎関節症、歯の移植、歯の破折や口内のケガ、口内炎などが上げられます。
お口やその周辺、顎などで気になることや心配ごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

口腔外科で治療する主な症状

  • 埋伏歯
    (親知らず)
    親知らずが斜めに生えてしまっていたり埋まっていて痛む。また周囲の歯肉が腫れて痛い。
  • 良性腫瘍
    口の粘膜や歯茎、顎の骨などに腫瘍(できもの)がある。
  • 顎関節症
    顎を動かすと痛みを感じたり、カクカクと関節の音が鳴る。口を大きく開けることができない。
  • 外傷・移植
    転倒・事故などにより口の中を切った。歯をぶつけてグラグラしている、もしくは抜けた。
  • 口腔粘膜
    疾患
    (口内炎)
    口の中に触れると、痛みのある小さな潰瘍がある。口の中の粘膜が赤くただれている。
  • 舌痛症
    舌や歯肉に炎症や潰瘍などが見られないのに、舌が焼けるように痛んだり、ピリピリしたりしびれている。

上記以外にも様々なお口の疾患に対応いたします。お気軽にご相談ください。

親知らず

*

親知らずでお困りではありませんか?
現代の日本人は顎が小さい人が増えてきています。顎が小さいと、顎の奥に親知らずが生える場所がなくなり、正しい位置にうまく生えないことが多いです。その結果、横向きに生えたり、前の方に傾いて生えたり、歯の一部だけしか顔を出さない親知らずがでてきてしまいます。
また、親知らずは埋伏歯(まいふくし)と言う、歯があるのに骨や歯肉の中に埋まったままで萌出しない状態になることもあります。埋伏歯がある場合、手前の歯が圧迫されて歯並びが乱れたり、埋伏歯と歯肉の隙間から細菌が侵入し化膿してしまうなど、悪影響を与えることがあります。

*

親知らずは必ず抜くものなの?
全ての親知らずを必ず抜かなくてはいけないということはありません。真っすぐ正常に生え、咬み合わせもしっかりとしていれば、急いで抜く必要はないです。
しかし、場合によっては痛みがないまま、親知らずの位置や向きによって手前の歯が圧迫されて歯並びが乱れてくることがあります。それがさらに悪化した時は、かなり激しい痛みや腫れを覚えて日常生活に支障が出ます。さらに、腫れて口があけられない、飲み込もうとすると痛むなど急激に悪化することもありますので、 気になる症状があれば悪化する前に、早めにご相談ください。

歯の移植

*

歯の移植(歯牙移植)とは?
すでに歯が抜けてしまっている箇所や、むし歯や歯周病などが原因で抜歯が必要となった箇所に、ご自身の歯、親知らずなどの余っている歯を移植する治療です。
失った歯の代わりの歯科治療としてインプラントや入れ歯、ブリッジがあげられますが、歯牙移植では歯根や歯根膜などの組織も自身のものを移植できるため、歯槽骨に定着しやすく、元の歯のように機能を回復させることができます。
  • *
  • *
  • *
  • *
移植の条件
  • 移植に適した歯(主に親知らず)がある。
    ※移植する歯が親知らずの場合は保険適応になります。
  • 移植する歯が健康である(歯根膜が存在している)。
  • 移植する歯と移植部位の大きさが適合する。 など
メリット
歯根表面に歯根膜というクッションがあるので、インプラントに比べて自分の歯と同じ感覚で噛むことができ、治療費用も抑えることができます。

顎関節症

自覚症状がなくても、顎関節症が潜んでいることも…自覚症状がなくても、顎関節症が潜んでいることも…
  • 物を噛むと、こめかみや耳の付け根が痛む
  • 口を大きく開けて、指が縦に3本入らない
  • 口を開けようとしたら、突然、開かなくなった
  • 食べ物を噛んでいたり、人としゃべったりしているとアゴがだるくなる
  • 口を開けたり閉じたりする時に「ガクン」と音がする

上記の症状でお困りの方は、顎関節症の疑いがあります!

頰づえも原因のひとつです!

顎関節症になる原因とは
「歯並びが乱れている」「咬み合わせが良くない」「頬づえをつくクセがある」「食いしばり、歯ぎしりをしてしまう」「1日中ガムを噛んでいる」など…
生活習慣、クセ、姿勢、咬み合わせ、ストレスなどによって、気づかない間に必要以上にあごに負担をかけていることがあります。それらが、単独ではなく複数に重なり合うことで顎関節症を発症すると考えられています。
こんな日常生活で顎に大きな負担がかかっています!
  • 長時間
    パソコン作業に
    集中している時
  • 長時間
    ゲームに夢中に
    なっている時
  • ストレスが多く
    イライラ
    している時
  • 千切りなどの
    調理に集中
    している時
  • 下を向いて
    携帯電話で
    メールを打って
    いる時

思い当たる方、奥歯を食いしばらずあごをリラックスさせるよう心がけましょう!

口内炎やお口の中のできもの

なかなか治らない場合は早めに受診することをおすすめします
お口の中のできものとして口内炎が一般的ですが、できものが痛みもなくだんだん大きくなるような場合は良性腫瘍や口腔がんの可能性もありますので、早めに受診してください。定期的な検診を受けることで、口内の異変にも早期に対処できる可能性が高まります。
口内炎
平たい灰白色や黄色の膜で覆われており、痛みはあまり強くはありません。原因としては、歯が当たったり、尖った被せ物や詰め物、合わない入れ歯などがこすれて傷を作ったり、慢性的な刺激があげられます。その他に、ビタミン不足やウィルス感染が原因になることも。
当たっている尖った歯を丸めてもらったり、入れ歯の修理・調整などで、1〜2週間ぐらいで治ってきます。
口腔がん
口の中にできる悪性腫瘍を口腔がんといいます。胃がんや肺がんと違い、口腔がんのほとんどが目で直接見ることができますが、見た目が口内炎やその他の潰瘍と似ていることが多く、その他の潰瘍と比べても痛みが少ないため、口腔がんだと気づきにくいことがあります。
「2週間以上治らない口内炎がある…」という方は要注意です。早め受診するようにしましょう。
MEDICAL
ページの先頭へ戻る